センターの概要


佐賀大学シンクロトロン光応用研究センターは、佐賀県立九州シンクロトロン光研究センターの整備を進めている佐賀県の強い要請を受けて、平成13年6月1日に学内施設として既に設置されていたものですが、平成15年4月1日、関係各位のご支援と文部科学省の特別のご配慮により省令施設として設置していただいたものです。関係各位に深甚の謝意を表します。

設立の趣旨・目的


 佐賀大学シンクロトロン光応用研究センターは、佐賀県シンクロトロン光応用研究施設事業を学術的立場から支援・協力するとともに、シンクロトロン光応用研究に関する地域の中核的機能を果たし、かつ学術的な最先端の研究を行う目的で設立されました。
 シンクロトロン光による世界的な研究の推進、ならびに最先端の科学技術や手法、装置などの開発研究を通じて、将来を担う人材の教育・育成、未来技術の開発、知的資産の活用、新産業創出・産業高度化等の産官学連携拠点を目指しています。

機能


  • 佐賀県シンクロトロン光事業への学術的立場からの全面的な支援・協力による地域活性化への貢献
  • シンクロトロン光利用の学術分野におけるアジア・九州地域の共同研究センター的役割→国内外および学内外の研究組織、大学、企業、公的機関との連携協力
  • シンクロトロン光利用研究の高度化とそれに関連する独自の先端科学技術の開発研究
  • シンクロトロン光利用に関連する次世代の人材育成と理科学理解の促進
  • 地域産業の高度化と、新産業の創出に向けた多様な産官学連携

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他機関との協力連携


 本センターでは、下記の目的を達成するため、九州地域の大学を中心に国内外の研究機関と協力・連携を進めています。

  1. 佐賀大学シンクロトロン光応用研究センターの整備
  2. 学術研究用ビームラインの共同開発
  3. シンクロトロン光応用研究に関わる教育の充実
  4. その他のシンクロトロン光応用研究の促進

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